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なぜ?肩こりになると思いますか?
「肩がこるから揉んでほしい」「肩がこっているだけだから揉んで」「説明はいいから揉んで」「肩がこって頭がいたい」「肩がこって寝付きが悪い」など肩こりが根源と認識している方が多いと思います。
訴えていることは、決して間違いではありません。しかし、肩がこったから一時間の揉みほぐしや湿布、痛み止めでは解決になりません。気持ちいいや一時的な快楽で終わってしまいます。
それで十分な方は、それでOKかと思います。
根本解決を目指すのであれば、肩がこってしまう原因まで考えなければ、肩こりが解決することは、ないでしょう。
自覚症状として肩がこっているとしても、絶対に肩が硬くなっているとは限りません。「肩こっているんです」と仰る方でも、筋肉は柔らかい場合ももちろんあります。
また、筋肉が硬いとしても、硬さにも色々あります。
①血流が悪く硬い場合 ②神経的に硬くなっている場合 ③痛みを軽減するために硬くなっている場合
②、③の場合は揉みほぐせば、一時的には血流が良くなり、症状が軽減する場合もありますが、数時間で痛みが悪化する場合が多いです。
なぜか?原因がそこにないからです。また、体からすると、痛みを軽減するために筋肉を鎧のようにして硬くなっているものを壊されるのですから、よくなっているようで、よくなっていないことが、ほとんどです。
①〜③共通しているのが、なぜ肩こりになるのか?が重要です。
ただただ揉んで欲しい。と思うことも気持ちはわかりますが、なぜ肩こりになるのか?を一度ご理解いただければ嬉しく思います。
いろんな治療法が、ある中で当院では根本にある原因を解決できる方向に手助けするために施術しています。
体は、単体行動ではありません。連動しています。連動の中心は脳です。脳が乱れれば色んな部分に支障(痛み)が現れます。
また、体を支えているのは、骨です。骨が歪むと神経や血液の流れが乱れます。
住宅で例えるならば、欠陥住宅と同じことです。表面がいくら綺麗な建物でも骨ぐみが歪んだ、水漏れがあるような家に住みたいでしょうか?
少しややこしいお話しにはなりましたが、結論!痛い部分=悪い部分ではないということです。
真の悪い部分を解決することが、体を良くする為には必要かと思います。